お金の勉強01:フローとストック

お金について勉強することは良いことです。とはいえどこから手を付ければよいのかが分かり難いので、子どもに説明する為のカリキュラムを作ってみることにしました。

まず理解したいのは、お金は「フロー」と「ストック」に分けて捉えよう、という考え方です。実際のお金には色が着いていないのですが、これを敢えて色付けするわけです。

フローは流れる水、ストックは蓄えられた水としてイメージされます。水に色はついていないのですが、そのシチュエーションで分けます。

企業会計では複式簿記と月次決算等により財務諸表を作成することで色付けをし直して把握しますが、これは手間がかかるので家計の銭管理では「入金時に貯蓄分を分ける」という方法がよく使われます。

子どもには以下のようなルールでお金を管理する練習をさせると良いでしょう(何かそういうゲームでも作って体験学習するというのでも良いですが)。このときルールはきちんと紙に書いて渡します。

 ・お財布と貯金箱を持つ
 ・お金を手に入れたら半分の半分を貯金箱に入れる
 ・お財布のお金は自由に使える
 ・お財布のお金は定期収入時に残っていたら貯金箱に移す
 ・貯金箱の中身を見たり使いたいときは親に相談する

これだけです。ちなみに、最初は上手く行かないことも折り込みましょう(大人だって出来てない人が多いわけですし)。親は定期的なサポート(どうするんだっけ、あのかみにかいてあるよ)や、できている部分を褒めるだけで、できなかったところは叱らずに次は頑張れと励ます方が望ましいでしょう。